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ハンマートゥ(槌趾変形)

人生100年時代と言われる現代において、足の寿命は放置すれば約50年で尽きてしまうことをご存知でしょうか。欧米、特に米国では「足が痛ければ足病医(Podiatrist)にかかる」のが常識ですが、日本ではその専門家が不在であるため、多くの方が適切な治療を受けられないまま悩んでいます。

当院では、単に痛みを抑えるだけでなく、「再生医療×足病治療×美容医療」を融合させ、痛みなく美しく歩ける足へと生まれ変わる(Reincarnation)ためのトータルケアを提供しています。足指の変形にお悩みの方も、諦めずに当院へご相談ください。

ハンマートゥの症状

ハンマートゥ(槌趾変形)は、足の指が「く」の字に曲がったまま固まってしまう状態を指します。当院では、患者様の訴えから以下のような症状が見られる場合に注意が必要と考えています。

  • 足の指(特に第2〜4趾)がZ字型や逆V字型に曲がって伸びない
  • 指の背(曲がっている関節の頂点)が靴に当たり、痛みを伴うタコやウオノメができている
  • フローリングなどを裸足で歩くと、指先や付け根が当たって痛む
  • 足指で地面をしっかりと掴む感覚がなく、浮いているような感じがする
  • 外反母趾を併発しており、親指以外の指にも変形が広がっている

ハンマートゥの主な原因

一般的な整形外科的な原因としては、サイズの合わない靴の着用などが挙げられますが、当院では「足の構造的な老化」こそが根本的な原因であると考えています。

アーチの低下

50歳を境に足のアーチが崩れると、足指の付け根にある関節(MTP関節)が不安定になります。その結果、バランスを取ろうとして指が過剰に曲がってしまいます。

足裏の脂肪(天然クッション)の減少

加齢により足裏の深層にある脂肪が減少・萎縮します。クッションが失われると、歩行時の衝撃が骨に直接伝わるため、無意識に痛みを避けようとして足指に不要な力が入り、変形を助長させます。

足内在筋の筋力不足

足の指を動かす筋肉が弱まることで、指をまっすぐに保つ力が失われ、靴の圧迫に負けて変形が進行してしまいます。

ハンマートゥの検査・診断

当院では「経験や勘」に頼るのではなく、高度な診断機器を用いて足の状態を「見える化」し、数値に基づいた診断を行います。

レントゲン(荷重位撮影)

立った状態で撮影を行い、骨の変形の度合い、関節のアライメント(並び)、脱臼の有無などを詳細に確認します。

超音波検査(エコー)

レントゲンには映らない「軟部組織」の状態を可視化します。変形した関節周囲の炎症、タコの下にある滑液包の状態、さらには足裏の脂肪パッドの厚みをミリ単位で計測し、痛みの主原因を特定します。

※より詳細な神経や筋肉の解析が必要な場合は、提携医療機関でのMRI検査をご案内することもありますが、基本的な診断は院内の上記設備で完結します。

ハンマートゥの治療法

患者様のライフスタイルや重症度に合わせて、保険診療から自由診療までを組み合わせた「ベストミックス」な治療を提案します。

保存療法(オーダーメイドインソール)

医療用として個人の足型・歩行データに基づき作成します。崩れたアーチをサポートし、足指にかかる負担を根本から軽減します。

運動指導(スタスタ体操)

「足指ぱーぎゅ」や「タオルギャザー」などのエクササイズを指導し、弱った足内在筋(指を支える筋肉)を強化します。

外科手術(One day シンデレラ手術)

変形によりできたタコやウオノメが激痛を伴う場合の選択肢です。原因となっている骨の突起(骨棘)を日帰りで切除します。傷跡は3mm程度で目立たず、根本的な解決が可能です。

靴選びとセルフケア

つま先に1.0〜1.5cmの余裕がある靴(捨て寸の確保)を選び、ヒールは短時間にとどめるよう指導します。また、帰宅後はマッサージなどで足を「解凍」することが重要です。