TREATMENT
治療について再生医療・注入療法
人生100年時代と言われる現代において、私たちの足の寿命は放置すれば約50年で尽きると言われています。50歳を境に足のアーチは低下し、天然のクッションである脂肪層も薄くなることで、歩行時の痛みやトラブルが急増します。
当院は、日本の医療における足病診療の空白を埋めるべく、欧米の足病医(Podiatrist)の視点を取り入れた高度な専門医療を提供しています。単に痛みを取り除くだけでなく、再生医療と美容医療を融合させたベストミックスな治療により、組織レベルでの若返り(Reincarnation)を目指します。100歳までご自身の足で美しくスタスタと歩ける未来のために、当院が提案する最先端のアプローチをご紹介します。
足裏脂肪移植
足の裏には本来、歩行時の衝撃を吸収するための分厚い脂肪層が存在しますが、これは加齢とともに萎縮し減少していきます。これを踵部脂肪褥症候群と呼び、まるで骨の上を直接歩いているような鋭い痛みを生じさせる原因となります。一度失われた脂肪は自然に戻ることはなく、従来のインソールや靴の調整だけでは根本的な解決に至らないケースが多く見受けられました。
当院が提供する足裏脂肪移植は、この失われた天然のクッションを再生させる、当院が提供している専門的なプログラムです。患者様ご自身の腹部や大腿から脂肪を採取・加工し、踵や前足部の痩せてしまった部位に注入します。
この治療の最大の特長は、物理的なクッション性を回復させるだけでなく、組織そのものの再生を促す点にあります。移植された脂肪細胞は周囲の組織と生着し、コラーゲンの増生など組織への作用が期待されると報告されています。インソールなどの対症療法とは異なり、長期にわたって効果が持続するというエビデンスに基づいた、まさに足の若返り治療です。
なお、移植した脂肪を確実に定着させるためには、術後4週間の免荷(体重をかけないこと)が必須となります。専用のサンダルを使用し、移植部位を浮かせた生活を送っていただく必要がありますが、その先には痛みなく歩ける自由な生活が待っています。
足裏クッション注射
手術のようなダウンタイムは取れないけれど、足裏の痛みを根本から改善したいという方には、コラーゲン生成を促す製剤(Sculptra®など)を用いたクッション注射をご提案しています。
この治療は、単にボリュームを補うだけでなく、薬剤の作用によってご自身の体内にあるコラーゲンの生成を強力に刺激します。注入後、徐々に自己組織が再生されることで、自然なクッション性が形成されていきます。足裏の皮膚や皮下組織に厚みと弾力を取り戻すことで、床からの突き上げ感やタコ・ウオノメの再発を防ぐ効果が期待できます。
脂肪移植と比較して体への負担が少なく、日常生活への影響を最小限に抑えながら、組織のエイジングケアが可能となる治療法です。足の衰えを感じ始めた初期段階の方や、定期的なメンテナンスとして足の健康美を維持したい方に適しています。
足底へのヒアルロン酸注射
ヒールを履きたいけれどすぐに足が痛くなってしまう、あるいは仕事柄パンプスを履かざるを得ないという方のために、当院ではシンデレラ注射H(ヒアルロン酸注入)を行っています。
この治療は、足裏の痛む部位や圧力が集中する部位にヒアルロン酸を注入し、即席のクッションを形成するものです。特にハイヒール着用時の特有の痛みに対して高い効果を発揮し、当院のデータでは、処置後にヒールを着用できる時間が平均3.4時間から7.2時間に延長したという結果も出ています。
(出典:Foumenteze JP, Simpson H, Kerrouche N. Hyaluronic Acid Filler Injections Under the Metatarsal Heads Provide a Significant and Long-Lasting Improvement in Metatarsalgia From Wearing High-Heeled Shoes. Dermatol Surg. 2018 Jul;44(7):994-1001)
当院では、患者様の「ヒールを履きたい」という願いを否定することはありません。医学的なアプローチでその願いを叶えるのが私たちの提唱するシンデレラ・メソッドです。効果は個人差がありますが、約9ヶ月から12ヶ月程度持続します。結婚式やパーティーなどの大切なイベント前はもちろん、日々のビジネスシーンにおいても、痛みなく美しく歩きたいと願う女性の強力なサポーターとなる治療です。